ひとりごとコラム 

1966年 AUTOCOURSE が選んだ、F-1 THE TOP TEN DRIVER 

Dan Gurney (ダン・ガーニー)

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ダン・ガーニー (Dan Gurney )はレーシングドライバー。アメリカ合衆国国籍。

同年代のドライバーの中でも、名を広く知られた1人である。F1、インディカー・シリーズ、NASCAR、ル・マン24時間レース等、フォーミュラ・ハコを問わず様々なレースで優勝を飾っている。


オペラ歌手の家庭に生まれたが、1955年にカリフォルニア州南のトライアンフ・TR2で、レースキャリアをスタート。

F1へは、スポーツカーレースでの縁がきっかけとなり、1959年にフェラーリからデビュー。参戦した4戦中デビュー戦はリタイヤとなったが、残る3戦で入賞し、そのうち2度表彰台に挙がっている。

翌1960年はBRMで不本意な成績に終わったが、1961年はポルシェに移籍。3度の2位などで、ランキング3位となった。そして翌1962年には、第4戦フランスGPにて初優勝。これは、ポルシェチームにとっても初優勝であり、結果的にF1唯一の優勝となった。

翌1963年より、新鋭チームのブラバムに移籍。2年目の1964年には第2戦オランダGPで初のポール・ポジションを獲得。第4戦フランスGPでは移籍後初勝利を挙げ、チームに初優勝をもたらした。最終戦のメキシコGPでも、シーズン2勝目を挙げている。

1966年より、自らが立ち上げたイーグルに在籍。2年目の1967年に、第4戦ベルギーGPで優勝。チーム初勝利となる。その後、様々なチームから散発的な参戦を行うも、1970年をもってドライバー業そのものを終えることとなった。