施工進捗日記 

「セルロースファイバー・シーズンブレスの家」の建築レポートです。 

2010/06/01

みなさんこんにちは、設計の鹿島です。

久しぶりの建築レポートになります。

今回の建築レポートは、川崎市中原区の住宅地に新築する木造住宅の建築進歩状況を
お届けしたいと思います。これまでの進歩状況はサイトメニューの「施工進歩日記」を
ご覧下さい。また、ご覧になった方で何か疑問やご不明な点がありましたら、お気軽に
私、鹿島までお問い合わせ下さい。尚、お問い合わせは、サイトメニューのフォームから
お願いいたします。

建築レポートが遅くなってしまいました。自分でも気にかけているんですが、つい仕事にかまけて、
ちょっとズルしてしまうと、あっという間に時間が経ってしまいます。建築の方は、お陰さまで順調に
進んでおります。

今回の建築レポートは、外部廻りの工事で、サッシの取り付け工事、屋根工事、外壁の下地工事
と防水シート張り等の状況をお届けしたいと思います。


DSCN2016.JPGDSCN1998.JPGDSCN2008.JPG

それぞれの工事状況は、画像を参考になさってください。またこれらについて、何か
お聞きになりたいことや疑問に思ったことなどがありましたら、お気軽にお問い合わせ
下さい。みなさんからのご質問が、一番、私たちを元気にしてくれます。お便りお待ちしております。
ありがとうございます。


屋根が葺き上がった様子です。

屋根材は、ガルバリウム鋼鈑の縦ハゼ葺きです。

DSCN2008.JPGDSCN2011.JPG






下の画像は、
家の外周壁に防水シートが張られた様子です。

このシートは、雨水等の浸入と風の浸入を完全に阻止してくれます。
それと、一番優れた点は、透湿性に優れているということで、水蒸気くんは自由に
通リ抜けることが出来ます。


DSCN2016.JPGDSCN1998.JPG


この家は、シーズンブレスの家と呼んでいますので、四季を通して家が自然に呼吸
しています。私達の考える家の呼吸とは、すなわち水蒸気が自由に通リ抜ける透湿
のことを家が呼吸すると呼んでおります。人の住む家で一番重要に考えて欲しい
ことは、水蒸気くんの透湿のことです。二番目は、水蒸気くんがお休みになる調湿
のことです。【この二点を大切に考えて家づくりをすると水蒸気くんが喜んでくれ
てご褒美が頂けます。】


家の外壁材は、天然素材のシラス(白州)を使った塗り壁で仕上げます。

シラスはモルタルではありません。よくコンクリートモルタルと間違える方
がおられますが、シラスは透湿性に優れた天然の素材です。

次回はセルロースファイバーの断熱工事についてレポートします。

ありがとうございました。 八木/鹿島