スタッフコラム 

困ったなぁ~、  断熱工事は誰がやるんですか? 

こんにちは、八木の石島です。

今回は困ったなぁ~、の2回目です。

この断熱材の断熱工事は誰がやるの?についてコメントします。

画像を見て何の事かお分かり頂けますか?家づくりを始められている方はもうご存知でしょう。
しかしこれから家づくりを始められる方はこれが何の写真なのか分からなくて当たり前です。


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画像クリックで拡大します。
画像は壁の中にグラスウールの断熱材が充填された様子です。壁には換気システムのダクトやコンセントBOXが取り付けられています。断熱材にはサイズがありますのでこのように障害物がありますと、隙間を埋めるために細かく刻んだ断熱材が入れられてしまいます。すべての壁が等間隔で壁の中に何もなければきれいに収めることが出来ると思いますが、現実には厳しいですね。しかも筋交いなどがある壁はもっと厳しくなります。断熱材の欠損は断熱性能を低下させてしまうのと結露の発生原因に関与しますので、しっかりした工事が要求されます。



断熱工事の前に断熱材について少しコメントさせて下さい。

みなさんは断熱材にどんな関心をお持ちですか?
断熱材にはどんな種類があるかお調べになった事がありますか?

家の断熱材は車のタイヤみたいな物で当たり前のように使われています。断熱材が入ってない家なんて考えた事もないですよね。タイヤには色んな種類がありますが断熱材にも色々な種類があります。家づくりにはなくてはならない大変重要なスペックです。一度ネットでお調べになって、断熱材のこと色々知って下さい。

断熱材の選択は家づくりのキーワードになります。住み心地の良し悪しに大きく関与しますので選択には充分、気を使って下さいね。断熱材について、サイトメニューの 安全なエコ断熱材 、 断熱の役割  を参照して下さい。断熱材について分からないことや確認したいことがありましたらいつでもお気軽にご連絡下さい。私たちが実践してきた内容であれば何でもお答えします。私たちがこれまでに実践した断熱材はグラスウール、ロックウール、ウレタンフォーム、ポリスチレンフォーム、アイシネン、 セルロースファイバーなどがあります。一度ネットでお調べになって下さい。
断熱材については以上です。


画像の断熱材はグラスウールを採用した建物で建築は木造軸組工法です。画像を見てお分かりになる方は何を言いたいのかすでにご承知なので余り関心がないと思います。ここでのコメントはこれから家づくりを始められる方に断熱工事の事少しでもご理解頂きたいと思っています。それと断熱材にグラスウールを使ってすでにお建てになった方にも何か参考になればと思います。

ここでの問題点は断熱材がきっちりと壁の中に収まっていないことと誰が工事をしたかの二点です。
何故きっちりと壁の中に収められないのか?この点についてお話します。

この断熱工事は大工さんがやったようです。

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画像クリックで拡大します。

筋交いが取り付けられた壁の中にグラスウールが充填された様子です。画像をよく見ると筋交いの上部の断熱材が大きく欠損しています。この壁はたすき掛けのダブルの筋交いが入ってます。外側に取り付けられた筋交いがはっきりと見えます。このようにダブル筋交いが入る壁に断熱材を充填するのは至難の事です。断熱材は筋交いに合わせたサイズに切って壁の中に充填します。断熱材の役割と断熱材の目的を勉強なさった方は良くご存知かと思います。断熱材がこのように欠損すると熱の出入りを阻止する事が出来なくなり、しかも空気や水蒸気が自在に侵入して来ますので結露の発生原因にもなります。



大工さんは一生懸命仕事をしていますが。ならどうしてきっちりと収められないの、壁の中にただ入れるだけなのになんでこんなに隙間がでてしまうの、なんでもっと上手く出来ないの、こんな声が聞こえてきます。たかが断熱材と言う人がいますけど実際にやってみると、口で言うほどそう簡単でないことが分かります。結構苦労するんですよ、(私は何度も経験してますので!)


壁の中に何もなければきれいに収めることが出来ると思いますが壁の中にはこのように構造を補強する筋交いもあり、ほかにはコンセントBOX、換気システムの吸気口、冷暖房用のスリーブと排水のドレンパイプなどがあります。いずれにしても壁の中にはいろんな物があると言うこと知っておいて下さいね。
これらが断熱材の障害となり上手くきっちりと収まらないのが現実のようですね。この建物はこのままボードが貼られてしまうのでしょうか。お施主様は断熱材のことに関心がなく知らないのでしょう。

後で困った事が起こらなければいいのですが?

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画像クリックで拡大します。

壁の隙間を埋めた、刻んだ断熱材が飛び出しています。断熱材は定型寸法((サイズ)なので壁が少し広いだけでも隙間が出てしまいます。従ってこのような継ぎ足しが発生してしまうのです。壁の中に入れる綿状の断熱材は誰がやってもそう簡単ではありません。上手い、上手くないの話ではありません。
壁の中に障害物があれば物理的に厳しいと言う事です。



この家の住み心地はこれで大体予測ができますね。夏と冬はエアコンをガンガン効かせて暮らすのでしょうね。何でそんな事、勝手に決めつけるんですか?そんな声がまた聞こえてきました。

私は19年前に2X4工法のメーカーに在職中に2X4工法で建てた家に今でも住んでいます。夏は朝から冷房をかけないと蒸風呂です。冬は暖房をつけないと冷蔵庫の中にいるようで寒さでふるいあがってしまいます。恥ずかしいですけど人間が住むから住宅と呼ばれるのですが我が家は同じ住宅でも獣宅の方です。それにバケツとタオルを何枚も使っての結露水の拭き取りは大変な労働です。平日は仕事で私は家にはいませんから奥さんがすべてやっています。休みの日は当然私がやりますがこれが以外と大変なんです。それくらい我が家の結露は半端じゃないんです。冬の寒さと結露、夏は蒸風呂のような暑さにほとほと参っています。 知識がないとこんな家を建ててしまいます。


家は建てて後悔するのが一番悲しいことです。住んでみないと分からない家づくりはとても怖くて建てる気になりませんよね、知識があるとないとでは雲泥の差が出てしまいます。たかが断熱材なんて甘くみないで下さいね。断熱工事は家づくりで一番面積が大きいことも頭に入れておいて下さい。どんな断熱材を選択するかでその家の快適さが決まってしまう。これは決してオーバーな表現ではありません。プロの建築会社でも断熱材の役割と目的を知らないとこんな工事を普通にやってしまうのです。それと断熱工事をいまだに大工さんにやらせている住宅会社があるということも知っておいて下さい。

後で困った事が起こってバカをみるのは誰でもない建主さんです。

最後に!どんな断熱材を選ぶかは皆さんの自由です。しかし断熱工事を大工さんにやらせるのはお止めになって下さい。大工さんの本業は木工事が専門です。大工さんは断熱工事屋さんではありません。大工さんは断熱材のことは何一つ知りません。畑違いです。大工さんがやる断熱工事はグラスウールヤロックウールを壁の中へただ押し込むだけのオマケ工事です。オマケ工事で良くやれと言っても所詮ムリな話です。断熱工事は専門業者の責任保証で施工して下さい。断熱工事の専門業者はグラスウールヤロックウールの請負工事は請けません。なぜなら大工さんや住宅会社の社員さんでも出来るからです。なにせオマケ工事なので材料代だけで済みます。みなさんのお近くで建築現場がありましたら一度覗いてみてください。大工さんが工事をしてたら一声おかけになって色々お聞きになってみて下さい。


みなさんへお願い! 断熱材や断熱工事について、みなさんからのご意見、ご質問、など
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