スタッフコラム
制震住宅って本当に地震に安全な家なんですか。
2014/08/23
みなさん、こんにちは、設計部の鹿島です。
今日は、弊社の制震住宅に付いて、ちょっとお話したいと思います。
制震住宅のことは、みなさん、大体ご存知かと思います。
でも、まだ聞き覚えのないネーミングでしょうか。制震住宅って一体どんな家なの?
本当に地震に安全なの? みなさんから、そんな声が聞こえて来ます。
家丸ごと地震ダンパーを装備した超制震デザイン住宅のイメージフラッグです。
八木工務店は、木造軸組工法での至上最強の工法と広く認知されたKES構法を手掛けて17年を迎え、さらに住まいの安全性を追及しますと、制震住宅に辿り着くことになりました。KES構法と制震住宅とのコラボレーションは正しく最上級の安全性を備えた住宅であると私達は自負しております。
KES構法と制震住宅にご関心のある方は、下記のWebサイトをご覧になってさい。
・KES構法の詳細はこちらをクリックして下さい。サイトにリンクします。
・制震住宅の詳細はこちらをクリックしてください。サイトにリンクします。
制震とは、地震エネルギーを熱エネルギーに変換することで建物に生じる地震力を大幅に低減させ変形を少なくし建物全体の損傷を減らすシステムのことを言います。こんな抽象的な説明では、まったく分からないですよね。
制震住宅を簡単に言いますと、自動車に装備されているダンパー(ショックアブソーバー)が家の構造体に装備したと言った方が想像しやすいかと思います。
上記二枚の画像は、
制震住宅の外壁部(出隅柱)の画像です。 左の画像は、構造体に制震テープを貼り、その上に構造用合板を打ち付けた様子です。 右の画像は、制震テープの上紙を剥いだ様子です。(この部分には、出隅の合板が貼れます。)
私共が選択した制震住宅の工法は、家の構造体になる軸材(土台や柱、梁)と面材(下地壁材)の間にダンパーの役目になる「制震テープ」を介在(挟む)するだけの画期的な工法です。地震の激しい衝撃は”家丸ごと地震ダンパー”になった家全体で吸収するので、地震から受ける家の損傷と変形を激減させることが出来ます。
現在、大地震に耐え得る技術として、「耐震」、「制震」、「免震」の3つの技術があることご存知ですか。
耐震住宅の耐震技術は、耐震等級のⅠ~Ⅲで評価されておりますが、耐震等級Ⅲは、耐震等級Ⅰの1.5倍の強度ですが、耐震等級Ⅰは建築基準法の最低レベルでしかなく生命さえ助かれば良いという最低の強度基準でもあります。(耐震等級Ⅱは等級Ⅰの1.25倍)
耐震と免震の中間にある、制震住宅は耐震住宅よりも粘り強い耐震技術として高く評価され、コストの面では免震よりもはるかに安価で建てられます。日本列島は、昔から地震列島と言われています。日本の家から地震の不安をなくしたい。この不安に応えるべくして生まれたのが「制震住宅」です。これからお住まいをお考えの方は、この制震住宅も検討なさってみては、如何でしょうか。
以下に「制震住宅」の制震システム、性能などについて、お問い合わせの多い質問をQ&Aとして取り上げましたので、参考にして下さい。
【アイディールブレーン(株)のパンフより抜粋しました。】尚、制震住宅に関心をお持ちの方には詳しいパンフレット・資料をお送りします。ご希望の方は下記のお問い合わせメニューからご請求下さい。その際コメントを添いて頂ければすごく嬉しいです。
私たちは「超制震デザイン住宅」を手掛ける小さな技術屋工務店です。神奈川県の川崎市と横浜市、その近郊を中心に「日本の家から地震の不安をなくしたい」超制震工法と家族がふれ合って安心して暮らせる家を手掛けています。社員も総勢で12名の、決して大手とは言えない小さな工務店ですが、災害には、めっぽう強い家づくりと気持ちいい家づくりは、何処にも、誰にも、負けていないと自負しております。
家づくりで、何かお知りになりたいことや困っていることがありましたら、お電話やメールなどでお気軽に、お問い合わせください。2~3日くらいでご返事いたします。どうぞ、宜しくお願い致します。
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